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「白と黒の邂逅」サンプル試聴

2019年M3-秋コラボ むちこ作詞:白と黒の邂逅について

作詞:むちこ 作曲:Y-SUGAR

白と黒の邂逅

いつもと変わらない日常
頭の中で走り回るキャラクター
キーボードの上で走り回る僕の指

 

けたたましい呼び鈴
ドアをノックする音
眼が眩むほどのフラッシュの光
僕の世界が 停止する

 

許されなかった僕の世界
いけなかったのは僕の世界?
光と影が反転した世界で
僕はたった一人だった


いつもと変わらない日常
誰かを軸に回り続けるこの星
家の中で止まり続ける僕の世界

 

光のない僕の世界に
降り注いできた言葉たち
小さく光る言葉たちで
僕の世界が照らされた

 

あの子が許した僕の世界
僕も許せた僕の世界
光と影が混在する世界で
僕は一人で生きていく

 

僕のことは忘れて  Ah- Ah
幸せな世界で生きて

 

走り続けたその先に、再び現れた君
差し出された小さな手を

そっと包み込んだ
思いがけない再会に 僕の世界が動き出す

許されなかった僕の世界 
いけなかったのは僕の世界?
光と影が反転した世界で

あの子が許した僕の世界
僕も許せた僕の世界
光と影が混在する世界で

 

繰り返す世界で
光の差す方へ

 

 

制作プロセス

2019年 5月19日

ポプコンの帰り、西荻窪の駅の近くにて、むちこさんに、

今回コラボ決まらなかったと、Y-SUGARさん指名したんですよ、と言われ。

えっそうだったの?やりますよ!やりましょう!となり。

後日、打ち合わせ。

バンプとかミスチルって、Aメロとかって、セリフみたいなものじゃない?みたいな話しになり、

サビで、一番言いたいことを、歌う、メロがあればいい、みたいな話しをして。

話していくと、むちこさんは、演劇をしていたということで、それならば、

セリフがある曲にしようと思う。

シーラカンス、軽音部の時にコピーしたなとか、深海というアルバムがあってねとか。

なんとなく、シーラカンスで押さえていたコード風にしようと思う。

言いたいこととか、何かなんでもカケラでも、思いついたら送ってくださいとのことで。

その後、おばあちゃん、について、と、むちこさんの好きな小説について、と2つ思いついたとのこと。

おばあちゃんの歌、は、ある意味反則だよなと、でもありだなと、1周忌だし、おもしろそうと思っていたら、

小説についての歌詞が、送られてきて、ちょっと、そっちかいっと思ったけど、これもありと思って、

イメージのまま、その小説をまったく知らないでの解釈、知らないからこその解釈と、Y-SUGAR流で、

音をつけていき、仮のメロをフルートでつけて、むちこさんに送る。

ゴリゴリのロックな感じをイメージしてましたとのこと。

そして、どこが、セリフで、歌なのか、わかるように、仮歌を入れて、送る。ラストの2行くらいのしめの歌詞が足りず。

レコーディング当日、歌詞とセリフが変化していて、短くなっていたり、ラストの2行の仮でY-SUGARが入れた歌詞が採用されていたりしていた。

その後、MIX・編集作業

間奏部分がだいぶ長くなってしまい、間が空いてしまったので、ギターソロ的に入れようと、アルペジオ的なフレーズをで埋めることを思いつく。

6月ごろに、衝動買いしてしまった、LINE6のバリアックスを使ってみることにした。

光と影が混在とか、反転とか、歌詞であったので、これは、空間をねじ曲げようと、思って、ラストは、しゅわしゅわにしようと思い、フェイザーを使おうと思った。

歌詞からのイメージで、「許されなかった」とか、「いけなかった」、とか、そういう後悔の念というか、

うまくいかないこともあるよね、と、思い通りにならないことばかり、だからこそ、作品の中では、やりたいことを、

というか、作品があるという、ことかなと、リアルでそれやったらほんとにだめだから、という解釈もあり、

想いを込めた叫びが入ったらよいのでは、と思いつき、チモシーさんに、わーわー、と人力ワーミーをお願いしました。

そして、ラスト光の向こう側へ消えて行った感じになったと思っています。

そして、タイトルがまだ決ってないとのことで、難産で、と、

「白と黒の邂逅」と、むちこさんから、提出締め切り日に連絡があり、

なんか、、よくわからないけど、それっぽいと思い、、。

邂逅、カイコウ、思いがけず合うこと、とのこと。と、

勉強になり提出しました。

M3-2019秋ポプ協コンピCDに収録されます。

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